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【日記】六本木ヒルズで大塚英志が大暴れしたらしい

先週の22日土曜日、六本木ヒルズで行われたシンポジウムで大塚英志がまたやらかしたみたいなんだけど、2chのサブカル板に上がったレポを読む限り、ちょっと尋常な暴れ方ではなかったようだ。ブログ界隈でレポの類が上がっていない(よね?)ってことは、オタ論壇系のブロガーは誰も行かなかったのか……。
サブカル板にある大塚スレの418氏のレポがまとまっているので、そのまま引用する(改行を消して段落調整してあります)

シンポジウム行って、さっき帰ってきた。正直、すごいものを見ちゃったよ。場外乱入するわ、観客とののしり合うわ、舞台裏ぶちまけだし。
そもそも、開会のときに、大塚氏は出演しないとアナウンスがあったのに、なぜか大塚が客席にいて野次で司会を罵倒するし。結局大塚がシンポジムをジャックして話を始めて、一時は会場大混乱だったけど、おかげでタテマエ論抜きのぶっちゃけ話になったので、イベントとしては面白かったよ。たぶん、主催者の誰かの首が飛ぶんじゃないかなあ。

まず、開会がかなり遅れた。後から考えると、直前まで大塚と主催者がモメていたんだろうな。で、開会前に、大塚とササキバラは出席しないことがアナウンスされた。大塚めあてで来た俺としては、ここで帰ろうかと思った。周囲の人間もアテが外れた様子だった。
予定では、大塚と佐藤大がパネリストで、ササキバラゴウが司会だったんだけど、実際に登壇したのは佐藤大、島田裕巳、大澤信亮、高橋なんとか(司会者。映画専門大学院大学を設立しようとしている人)の4人。

最初に司会者が、参加者変更の理由をボソボソと弁明していたら、「馬鹿野郎!そうじゃねえだろ!」と最前列の誰かが野次ってる。見たら大塚本人だった。このへんで会場内には緊張感が走って、重苦しい固い雰囲気になった。帰ろうかと思ってた俺としては、キタ――ッ!という感じで、一気に期待のボルテージが上がる。
ようするに、経済産業省とか国について厳しいことは言わないでくれと主催者が要請して、昨日のうちにササキバラが降りて、直前になってモメて大塚も降ろされた(降りた?)ということらしい。気まずい雰囲気のまま、しどろもどろの司会者の話の後、佐藤大がアニメ現場でどう物語を作っているかなんて話をしたけど、やりにくそうな雰囲気で、ガチガチだった。次に、歌舞伎に詳しいからというネタ振りを司会者から受けて、島田裕巳の話が始まったんだけど、このおじさんの話は面白かった。歌舞伎の話なんか全然しないで、物語とイニシエーションの関係について、映画の実例を上げながら、延々と30分くらい話してた。宮崎アニメの物語がどうしてダメなのかとか、場内のウケもいい感じで、ようやく空気が和んできて、みんなホッとしたみたいだった。

予定では、討論1時間、質問30分ということだったけど、2人がしゃべり終わった時点で、もう50分近くたってた。司会者がさらに話を進めようとしたところで、大塚がまた野次をとばして「もういいだろ!こんな話!」とか何とか。外面を取りつくろったような話は、もうやめろ!というようなことを口汚く罵り始めた。
ここから空気が荒れはじめて、大塚は司会者に喧嘩ふっかけ状態。そこに観客の中の1人が、大塚に向かって「お前迷惑だから出て行け!」とか何とか叫びはじめて、もはや収拾のつかない状態になっちまった。もう、シンポジウムなんてブチ壊し状態。主催者や関係者のオサーンどもは、どうしようもなくて、手をこまねいて見ているだけだし。俺の方は内心大喜びだったわけだが。
で、憤慨した観客が「そんなこと言うなら、ちゃんと話せばいいのに、そんなところで勝手なこと言ってるな!」と罵ったら、大塚が「俺に話させないんだから、こうなってるんだろ!なら、ちゃんと話してやるよ!」と激憤して壇上に上がり、司会者の席をぶんどって、猛烈な勢いで話しはじめた。こうして、大塚によるシンポジウムのジャックが始まったわけだ。

野次ってる時の大塚は、あまりにも口汚くて、ヤクザが因縁付けてるみたいで、正直引いたけど、壇上で話しはじめたら、だんだんまともな語り方に落ち着きはじめた。
大塚の話の要点をまとめると、このシンポジウムを仕切っている高橋という司会者は、映画専門大学院大学の設立を申請して、国の認可を待っているところで、その審議員もこの会場に来ているから、事を荒立てたくない。そこで、大塚にそっち方面を批判しないように圧力をかけてきたので、大塚は直前になって欠席することにした。欠席を飲んだのは、高橋に対する友情であるらしい。(これだけブチ壊しておいて友情も何もないと思うが)
一方では、現在の映画界とか、マンガの世界の状況のひどさをしゃべりまくって、その状況をよくするためにも、高橋の進めている学校の設立も必要なんだということも言ってた。だから、もし学校に認可が降りなかったら、役人のご機嫌取りの内幕を暴露したこの騒ぎが原因ということになるから、会場の参加者はみんな証人になってくれと言って、会場からはかなりの拍手が出た。このへんで、会場の空気はかなり大塚支持の方へ傾いていったので、大塚もだんだん落ち着いた話ぶりになった。

その後もほとんど1人でしゃべりまくって、会場の質問にも受け答えしながら、司会者のいないシンポジウムは暴走に暴走を重ね、経済産業省批判や国策批判の話題へと展開して、結構中身の濃い話が延々と垂れ流される状況。経済産業省の主催イベントのはずなんだが、そんな配慮なんかすっかり無くなって、観客も面白がって、話の切れ目では結構拍手が出る。大塚はずっと、しゃべるマシンガンみたいな状況でした。
その後、やや批判的な質問者の声を受けたのをきっかけに、大塚は話を切り上げて退席。奥さんらしき人間と廊下に出て行った。その後は、残された島田、佐藤が少し話をしたが、会場内は大塚のせいで、何でもアリの空気に変わってしまっていたから、2人の話も結構流れに乗って盛り上がる。島田のおじさんは、風格があってよかったです。
その間も、廊下からは関係者と大塚の喧嘩をする声が会場内にも聞こえてきて、あちこちから苦笑が漏れる。ここまで何も発言する機会がなかった大澤もようやく話をし、資料を紹介しながら北斗の拳ファンドのいい加減さにツッコミを入れて、他の2人とも話が盛り上がり、予定時間を大幅にオーバーしてシンポジウム(だったはずの乱闘討論会)は終了した。

というわけで俺の感想なんだが、大塚の態度や言葉は、ちょっと行儀が悪すぎとは思ったけれど、筋は通ってたし、ビジネスの現場で起きていることへの批判や、国の政策の現状への批判なんかも、説得力があって面白かった。日本の映画やアニメの質を本当によくしたいんだったら、何をしなければならないのか?という前向きな問題意識で、最終的には話をしていたから、観客としても納得できる感じだった。
いずれにしろ、これだけの乱闘はプロレスに行ってもなかなか観られないから、俺としては大満足。

いろいろあったけど、とにかく感じたのは、大塚という人の熱意だった。あれだけみっともない事しでかすくらいに、本当に何かが言いたいんだな、ということは感じた。もちろん、計算ずくのポーズやプロレスの面もあるんだろうけど、それだけじゃ、あんなことはできないと思う。
だから会場にいた人間も、こいつの話を聞いてやろうじゃないかという気分になったし、それはあの現場に立ち会ってみればわかる。大塚の熱意には、聞いていて結構心が動いた。熱意がなかったら、どうしようもない単なる困ったオジサンだよ。

それにしても凄いな。もう「立ち位置」とか「論壇プロレス」とか、そういうレベルの話じゃないだろコレw。

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コメント

もうどうでもよくなったけど、大塚は自分の作品の風呂敷広げすぎて収拾つかなくするのは困るな。
マダラとか。
編集だの会社の方向性だのって言い訳でしょ?

投稿: ま | 2005.11.04 03:53 午前

はじめまして。
ここにTBしてる裕さんのブログで知って、参りました。
本筋とは関係ないのですが、大学辞めさせられたことが、ずーっとひっかかっていたので、思いがけず島田先生のことが読めて、嬉しかったです。

投稿: nana | 2005.11.11 10:45 午後

しらくらゆみもきてたんだね

投稿: 名無しさん | 2005.11.29 09:23 午後

大塚さんは、熊野大学で講演した時も学生にケンカを売りました。
青山ブッククセンターで講演した時も宮崎駿にたいして物凄くケンカ腰でした。
自分は、そんな大塚さんの姿を見て物凄くカッコイイと思いした。

投稿: | 2006.02.03 10:45 午後

これ以前の記事ってないですか?

投稿: biz | 2006.07.04 06:48 午前

て、言うか。

70年代以前は、日本中で毎日そんな感じだったんだよw

投稿: シャルドネ。 | 2007.05.05 02:05 午後

これだから在日(大塚英二)は…

投稿: 藤田友佑 | 2010.09.01 10:46 午後

海千山千の世界に生きてる人達なので
場外乱闘も 計算の内だったりして・・・
ヒガミ根性で観過ぎかなァ・・・?

投稿: | 2011.11.19 08:16 午後

2015年の未来()から

漫画家やアニメ関連では、国内で終わる者、海外まで売れている者の明暗(著作権料の正当な支払いなど)がハッキリしてますね
当然、後者の分類に入る暴れん坊ですが、まぁ出版社と漫画家の軋轢で鬱憤が溜まってるんじゃねーかとwww

投稿: 2015 | 2015.03.03 01:06 午前

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